コースターとレーザー刻印
二本目のブログは、コースターの製作秘話について。
母校の大阪総合デザイン専門学校を卒業し、
個人で活動をスタートしたときの最初の作品が、コースターなのです。
レーザー加工機を手に入れ動かせられるようになったときに、
たまたま友人がハンドメイドマーケットに出店することを知って、横で自分もやってみようと、参加を決意しました。
何を作ろう、、機械もまだ少しの理解しかない状態で、できることは、、、。
そうだ、模様をレーザーで刻印しよう!と考えました。
(何もないのによく参加しようと思ったものだ)
卒業制作でもレーザー加工での模様のデザインをしたことがありました。
その時から今でも、模様を考えることは
内なるものを表現する刺激的な行為だと思うんですね。
理屈でもなく自分の好きなバランス、余白、濃度、色彩など、
誰でもあると思いますが、
それを今回は自分のデザイン観のひとつでもある、「単純で、飾りすぎない」を踏まえて考えました。
線模様のパターン柄で6種類、初めは Fruit と Polygon の2種類でした。
(ボツ柄を含めると18種類はあったのですが、悲しいかな淘汰されてこの6種類になりました。良い柄はありますので他の製品に使います、決して手抜きではありません)


初期のコースターのコードホルダー
どの柄が好きですか?と知り合った方に聞いたり、売れ行きをみると
ほぼ同じくらいなんです。上手く好みが分散できたなあと喜んでいます。
素材はコルクを使用しています。
以前仕入れていたものはコルクの質に少しの変更が生じ、
柔らかく脆くなってしまったので、また新たな質の良いものに替えています。
値段も初期から変えず販売しています。
◎基本的に名入れやデータ入稿のサービスはしていませんが、
レーザーでこういうことはできないか?というご相談や、
共同でデザインしたものの製品化などのお話など、いただいております。
何かありましたらお気軽に
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seijiyoshimoto@boundbeans.comにご連絡ください。
次回は、コードホルダーとハンガーについてお話します。